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ヨガ好き理学療法士ランナーの思うこと

体がだるい原因 〜腸内環境編〜

腸と体の怠さの関係性。

 


腸は、消化や吸収、排泄などの機能だけでなく、免疫や神経系とも密接に関係しています。

腸の調子が悪くなると、体の怠さや疲労感を引き起こすことがあります。

 


他にも便秘や下痢、肌荒れ、免疫力の低下などの不調を引き起こす可能性があります。

 


腸の調子が悪くなるってどういう状況?

 


それはいわゆる…

 


腸内細菌のバランスが乱れる

 


です。

 


腸内細菌は、腸内環境を整えたり、栄養素を合成したり、免疫系を調節したりする役割を果たしています。

しかし、食生活やストレスなどで腸内細菌のバランスが乱れると、有害な物質が増えたり、炎症反応が起こったりします。

これらは、体に負担をかけて疲労感や倦怠感を引き起こします。

 


腸と脳のコミュニケーションが悪くなる:腸は神経細胞が多く存在し、脳と情報をやり取りしているそうです。

 


この脳と腸のコミニケーションは「脳腸相関」と呼ばれます。

 


脳腸相関では、気分や感情に影響する神経伝達物質やホルモンが重要な役割を果たしています。

たとえば、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは、脳だけでなく腸でも生成されていまふ。

しかし、腸の調子が悪くなると、セロトニンの生成に影響を与えて気分が落ち込んだり、体のだるさや疲れを感じたりすることがあります。

 


腸の環境を整えることは自分自身の状態を整えるには必須だと感じています。

 

 

 

では、腸内環境を整えるってどうしたら良いの?と思いますよね?

 


私が知る限りの情報を提供させていただきます。

 


腸と言えば、食べた物を消化する器官ですよね!

なので、腸内環境を整えるには「食事」を考えることが大切ではないでしょうか?

 


腸内環境を整えるためには、善玉菌を増やす食べ物や食物繊維を摂ることが大切ですが、逆に善玉菌を減らしたり悪玉菌を増やしたりする食べ物は避けるべきです。

 


腸内環境が乱れる食べ物の代表例は、以下のようなものがあります。

 


・高脂肪・高カロリーの食べ物:

揚げ物やファストフード、スナック菓子などの高脂肪・高カロリーの食べ物は、消化に時間がかかります。

そのため、腸内で発酵や腐敗が起こりやすくなり、悪玉菌のエサになります。

また、高脂肪・高カロリーの食べ物は血糖値やコレステロール値を上昇させるため、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病のリスクも高まります。

 


・甘いもの:

お菓子やジュース、などの甘いものは、糖分が多く含まれています。

糖分は悪玉菌の餌になりますし、血糖値を急激に上昇させます。

血糖値が上昇すると、インスリンと言うホルモンが分泌されますか、インスリンは善玉菌の増殖を抑える効果があると言われています。

そのため、甘いものは腸内細菌のバランスを崩す可能性があります。

 


・小麦粉:

パンやパスタ、うどんなどの小麦粉製品は、グルテンというタンパク質が含まれています。グルテンは一部の人にアレルギーや不耐性を引き起こすことがありますが、それ以外の人でも消化しにくいという特徴があります。グルテンが消化されないと腸内に残り、悪玉菌のエサになったり腸壁に穴を開けたりすることがあります。

 

 

 

次に、腸内環境を整える食事のコツについてです。

 


・善玉菌を直接摂取する食品(プロバイオティクス)を食べる

 


・善玉菌のエサとなる食品(プレバイオティクス)を食べる

プロバイオティクスには、ヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆、キムチ、チーズ、漬物などの発酵食品が含まれます。

これらの食品には、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が生きたまま含まれており、腸内で増殖して悪玉菌を減らす効果が期待できます。

 


プレバイオティクスには、たまねぎやにんにく、アスパラガス、バナナなどのオリゴ糖や、ごぼうやひじきなどの食物繊維が含まれます。

これらの成分は、腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を活性化して増やす効果が期待できます。

 


腸内環境を整える食事の例として、以下のようなレシピがおすすめです。

 


・納豆チーズオムレツ

 


・キムチ豆腐鍋

 


・ヨーグルトとフルーツのサラダ

 


ごぼうときのこの味噌汁

 


・玄米ご飯

 


・たまねぎとベーコンのパスタ

 


・ひじきと鶏肉の炒め物

 


・にんにくとしめじのスープ

 

 

 

普段の食事をいきなり大きく変えることは難しいと思います。

 


まずは腸が大切なんだということを知っていただき、少しずつからで良いのでご自身の体に目を向けて一品だけでも腸に良い食事を摂ると意識して過ごしてみてはいかがでしょうか?